前の記事でも少し書きましたが、
今は「大リストラ」時代です。
NTT東日本、西日本はこれから7年間で人員を2割減らすといっています。
ソフトバンクは2,3年以内に国内通信事業の人員を4割削減することを明らかにしました。
東芝は5年間で7千人規模の人員削減の予定を立てています。
みずほ銀行を代表に大手3行あわせて3万2千人の人員削減を予定をしています。
前回も書いた通り、
それだけの人が新たに職を探すことになります。
その人たちに加えさらにAI、外国人労働者と、
職探しの椅子取りゲームが始まります。
考えただけで頭が痛くなりますね。
これからの時代は自立する道を見つけることも当然大事です。
しかし、どこにいても必要とされる人材になることもとても大切なことなのです。
ちょっとお聞きします。
あなたがもし、会社の役員だとして、会社が倒産しないためにどうしてもリストラしなければならなくなったとします。そうしたら、以下の二人のどちらをリストラしますか?
① 仕事ができない人
② 嫌いな人
人は公正でありたいと心で思っていても、どこかで感情的な判断をしてしまいます。
どうしたって嫌いな人から辞めてもらいたいと思いますね。
逆に言えば、人から好かれていれば少しくらい仕事ができなくても大丈夫ということです。
これからの時代、作業効率はAIをはじめとする機械が引き上げてくれます。
しかし、人の感情的な部分をフォローすることはできません。
最後に残るのは、人間的なつながりの部分です。
これは、私のようなエステティシャンは当然ですが、
あらゆる仕事に共通して言えることです。
もちろん、お客様相手のお仕事だけに限ったことではありません。
誰かと顔を合わせて仕事をする以上、
絶対に大切なことです。
自立・独立をするためにまず学ばなければいけないのは
人に好かれる対人関係スキルです。
【課題2】
①好かれる人、嫌われる人とはどんな人か、考えてみてください。
②あなたは人から好かれる方だと思いますか? 嫌われる方だと思いますか? その理由も一緒に考えてみてください。